ショートドラマ絵コンテワークベンチ:小説を連続エピソードに

実録スクリーンショット付き5ステップ:DeepSeek Harness の /short-drama で小説を複数エピソードのショートドラマに分解し、各話のセリフとどんでん返しを書き、絵コンテを自動生成、Midjourney と動画モデルのプロンプトもまとめて出力します。

最終更新: 2026-09-16

ショートドラマは「一人でまるごと制作チーム」が現実に成立するジャンルです。物語を何話に分割するか、各話のどこで引きを作るか、1カットごとにどう撮るか——勝負は企画段階にあります。創作力ではなく、原稿を一気見したくなるエピソードに分割し、どんでん返し付きのセリフを書き、あらゆるショットを画像・動画モデルが実行できるプロンプトに翻訳する工程がボトルネックになります。

本ガイドは実際のスクリーンキャスト(出典はページ末)をなぞったものです。Oh Story ワークベンチプラグインのショートドラマモードでは、/short-drama、/short-drama-write、/short-drama-storyboard の3つのスラッシュコマンドで、レビュー合格レポートと構造化エクスポートまで一気に到達でき、下流の AI アニメ・動画制作にそのまま引き渡せます。同じ動画の小説モード前半は、小説執筆ガイドで解説しています。

5ステップで小説をショートドラマに

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    ショートドラマタブに切り替えて /short-drama を実行

    ワークベンチは小説モードで開きます。タブをショートドラマに切り替えると、同じ3カラムが脚本家の机に早変わり。/short-drama を入力すると、小説の原作が番号付きエピソードへ自動分解されます。デモでは EP001 から EP008 までの8話が一気に生成され、各話に15ノードと assets・storyboard などの資産フォルダが付きます。

    $/short-drama
    DeepSeek Harness のショートドラマワークベンチ(Oh Story)で /short-drama による変換直後のエピソードツリー:EP001〜EP008 の8話が各15ノードで一覧表示されています。
    コマンド一発で8話が生成され、資産フォルダも揃います。動画 2:07 あたりを見る
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    各話の脚本を開いてシーン文法を確認する

    各話は1フォルダ。EP001/screenplay.md を中央カラムで開くと、上部にプレビュー/ソース切替があります。シーン番号 EP001-SC001 が場所と時間——夕暮れの小雨の安和麺館——を示し、続いてアクション、画面内テロップ用の [画面文字] タグ、括弧付き演技指示入りのセリフが並びます。隣の beats.jsonl・episode-card.json・screenplay-index.jsonl が各話を機械可読データにします。

    変換後のショートドラマのエピソードフォルダ:EP001/screenplay.md がエディタで開かれ、ツリーには各話の storyboard フォルダ、beats.jsonl、episode-card.json が並んでいます。
    1話=1フォルダ。脚本と機械可読なビート・カード・インデックス。動画 2:24 あたりを見る
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    /short-drama-write で各話のセリフとどんでん返しを執筆

    /short-drama-write を入力すると、シーンごとにセリフが書かれていきます。短く、演じやすく、各話に強烈などんでん返しを一つ。デモの場面では、一碗の代金を払えない配達員に、店主は「もう鍋に入ってる、返品不可」。続く「ツケにしとくよ、倍にして返すから」の一言で、作品全体を貫く「ツケ帳」のフックがここで決まります。

    $/short-drama-write
    DeepSeek Harness のショートドラマエディタに表示された EP001-SC001:/short-drama-write が書いた麺店のシーンで、アクション、[画面文字] タグ、セリフが同じ画面に見えます。
    セリフは短く演じやすく、帳簿の一言が各話のフックに。動画 2:16 あたりを見る
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    /short-drama-storyboard で絵コンテとプロンプトを一括生成

    このステップで脚本が映像を意識した絵コンテに変わります。カットごとに構図、カメラワーク、ショットサイズ、画面内アクションを指定し、キーフレームとモーションプロンプトも付属。同時に image-prompt-specs.jsonl と image-prompts.md(キャラ/場所/小道具の3点セット)を生成し、動画生成モデル専用プロンプトも同梱。Midjourney やお好みの動画モデルにそのまま貼り付けられます。

    $/short-drama-storyboard
    /short-drama-storyboard のパッケージ化後のレビューパネル:image-prompt-specs.jsonl と image-prompts.md がキャラ/場所/小道具の3点セットを網羅し、Midjourney と動画モデルのプロンプトも同時生成されています。
    プロンプトは絵コンテと一緒に納品。コピーして即使用。動画 2:35 あたりを見る
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    レビューレポートを確認し、構造化データを下流へ渡す

    実行が終わるとレビュー&承認ステータスに入ります。verdict.json は APPROVE_WITH_NOTES(self_check レビュー)、blocking_findings は 0、golden-acceptance 記録で EP001〜EP008 の全チェーンが承認。連続性台帳もプロンプト一覧も行番号とステータス付きで、パッケージごと下流の AI アニメ・動画制作に引き渡せます——たった一人のショートドラマチームは、こう回ります。

    ショートドラマ変換のレビュー&承認ステータスパネル:verdict.json が APPROVE_WITH_NOTES とブロッキング件数0、EP001〜EP008 全承認を示し、下に Message the agent 入力欄があります。
    プロデューサーが読むサインオフカード:合格済み、未解決、次の納品物。動画 2:37 あたりを見る

ショートドラマワークベンチ FAQ

変換・絵コンテ・プロンプト・下流への引き渡しに関するよくある質問。

小説がまだない状態でもショートドラマモードは使えますか?

使えます。順番を変えるだけです。まず同じワークベンチの小説モードで原稿を書く——/story ウィザードで題材・世界観・キャラ・序盤のプロットを決め、行き詰まったら story-long-write が推論を続けます。原稿が固まったらショートドラマタブに切り替え、/short-drama でエピソード化。動画のデモは「小説→ドラマ」ですが、原稿はその場で書いたものでも構いません。

1話の長さや話数はどう決まりますか?

話数も各話のボリュームも原稿の分量しだいで、固定ではありません。デモでは中編小説が EP001〜EP008 の8話に分割され、各話15ノード、レビューレポートが8話すべてを追跡しました。原稿が長ければ話数は増え、順序はエピソードツリーが管理します。

絵コンテはどの程度細かいですか?

/short-drama-storyboard は映像を意識した絵コンテを出力します。カットごとの構図・カメラワーク・ショットサイズ・画面内アクションに加え、キーフレームとモーションプロンプト付き。絵コンテがカメラマン向けの文字にとどまらず、画像・動画モデルの素材生成をそのまま動かせます。

生成されたプロンプトは Midjourney や動画モデルにそのまま使えますか?

使えます。image-prompt-specs.jsonl と image-prompts.md にキャラ・場所・小道具の3点セットが項目ごとに整列し、動画生成モデル専用プロンプトも別途付きます。コピー&ペーストするだけで、自分で書き直す必要はありません。

小説モードとの使い分けは?

同じワークベンチの2つのタブです。小説モードはアイデアから完結した原稿まで(プロット推論、本文、校正)、ショートドラマモードは原稿からドラマへ(分割、セリフ、絵コンテ、プロンプト)。両モードとも同じローカルの原稿を共有するので、原稿が端末の外に出ることはありません。

配信プラットフォームの審査や権利関係で気をつけるべき点は?

ツールは「出典の正規化」をレビュー工程に組み込み、findings.jsonl が出典関連の指摘を記録し、画面内テロップの文字はポストプロダクション用にそのまま保持されます。ただしレビューは各プラットフォームの審査基準の代わりにはなりません。自身が権利を持つ原稿を原作にするのが最も安全で、公開前には各社のガイドラインを確認してください。

関連する DeepSeek Harness ガイド

このワークベンチのもう半分、プラグインとモデル。1 本ずつ読み進めましょう。

出典とクレジット

本ガイドのスクリーンショットは下記スクリーンキャストから切り出したもので、著作権は作成者に帰属します。各画像は取得した瞬間へリンクしています。コマンド名・UI 表記は画面基準、プラグインのリポジトリも併記します。

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