dsh スキルのインストール|DeepSeek Harness

空のフォルダから、あらゆるプロンプトで harness が読み込むスキルまで。再起動もマーケットプレイスも不要の 7 ステップをスクリーンショット付きで検証。

最終更新: 2026-10-04

スキルは DeepSeek Harness で最も軽量な拡張手段です。1 つの Markdown ファイルで、エージェントに繰り返し使う作業を教えられます。インストール用コマンドを探す必要も、マーケットプレイスを信頼する必要もありません。スキルの導入とは、SKILL.md を harness が読み込む場所に置くこと。正しく置けば、現在のセッションの次のプロンプトから使えます。再起動は不要です。

以下のスクリーンショットはすべて実際の録画からのものです。60 分の詳細コースのレッスン 17 では release-sort スキルをその場で作成し、入門チュートリアルが内蔵スキルの画面を提供します。このページを読み終える頃には、スキルを実際に導入し、harness がそれを検出したことを目で確認し、新しいセッションでも有効であることを検証し終えています。

7 ステップで DeepSeek Harness スキルを導入

  1. 1

    プロジェクトにスキルフォルダを作成

    DeepSeek Harness はワークスペースルートの .dsh/skills フォルダからスキルを読み込みます。1 スキル = 1 サブフォルダ。コースでは release-sort——リリースノートを日付順に並べるようエージェントに教えるスキルを作成します。mkdir 1 行がインストールの全部です。ダウンロードも、manifest の変更も、ビルドも不要。Codex 方式の .agents/skills フォルダも認識され、ユーザーレベルの .dsh ディレクトリにあるスキルはすべてのワークスペースで有効になります。

    $mkdir -p .dsh/skills/release-sort
    harbor-log プロジェクトのターミナルで .dsh フォルダが存在しないことを確認し、mkdir -p .dsh/skills/release-sort を実行して MUST USE 説明付き frontmatter の SKILL.md ヒアドキュメントを書き始めた場面
    スキル導入は mkdir から。.dsh/skills の下にフォルダを 1 つ作るだけです。31:56 の映像を見る
  2. 2

    SKILL.md を書く(エージェントに下書きさせるのもアリ)

    スキルの本体は 1 つの Markdown ファイルです。frontmatter には name と、トリガーを兼ねる description を書きます。コースでは「MUST USE when the user asks why harbor-log latest is wrong」と記述し、エージェントに使用場面を伝えています。本文には平易な英語で手順・ルール・事実を書きます(例:01-alpha.md の日付は 2026-08-19、99-zzz.md は 2024-01-01。したがって日付順にソートし、ファイル名順にはしない)。DeepSeek Harness に下書きさせるのも有効です。GitHub からコピーしたスキルも、Claude Code や Codex から移行したスキルも、同じフォルダに置くだけで済みます。

    sed で完成した .dsh/skills/release-sort/SKILL.md をターミナルに再表示した場面。frontmatter、2 つの harbor-log フィクスチャ、frontmatter の日付でソートする(ファイル名ではない)ルールが見える
    Markdown ファイル 1 つ。上にトリガー説明、下に平易なルールとフィクスチャ。32:44 の映像を見る
  3. 3

    一致するプロンプトを送信(再起動は不要)

    プラグインは harness の再起動が必要ですが、スキルは違います。同じ実行中セッションで、スキルの説明に一致するプロンプトを送ってみてください。送信された瞬間、DeepSeek Harness は 2 つのコンテキスト行を注入します。dsh システムプロンプトと、release-sort を含むスキルカタログ(skill-catalog)です。この注入こそ、ファイルが検出された確かな合図です。モデルが答える前に、準備は整っています。

    DeepSeek Harness のチャットで、release-sort のプロンプト送信直後に @deepseek-ai/dsh-system-prompt と skill-catalog の Context injection 行が現れた場面
    一致するプロンプトを送れば、harness がスキルカタログを静かに注入します。再起動は不要。32:24 の映像を見る
  4. 4

    trajectory でスキルの読み込みを検証

    Trajectory タブを開いて記録を確認します。available_skills のリマインダーに自分のスキルが表示され、assistant が「先に関連スキルを読み込む」と宣言し、続いて skill ツール呼び出し(name: release-sort)が実行され、.dsh/skills/release-sort からスキル内容が読み込まれます。カタログにスキルが現れない場合は、パスか frontmatter の書き間違いです。trajectory が場所を教えてくれます。

    DeepSeek Harness の trajectory ビュー。system-reminder の available_skills に release-sort が列挙され、skill ツール呼び出しと .dsh/skills/release-sort から解決されたペイロードが表示されている
    trajectory が領収書です。available_skills、skill 呼び出し、読み込まれた内容まで一目瞭然。32:36 の映像を見る
  5. 5

    新しいセッションでも自動で有効

    スキルはプロジェクトの荷物です。同じワークスペースで新しいセッションを開き、同じ質問をしてみてください。スキルカタログは自動でコンテキストに入ります。コースでは新セッションで全く同じ質問を繰り返し、「日付優先、ファイル名ではない」という同じ結論を得ました。セッションごとの設定は一切不要です。全プロジェクトで使いたい場合は、ユーザーレベルのスキルフォルダに置けば、すべてのワークスペースで有効になります。

    harbor-log ワークスペースの真っ新しい DeepSeek Harness セッションで、node index.mjs list --limit 1 が Zzz ではなく Alpha を出力する理由を入力欄に打ち込んだ場面
    新セッションで同じ質問。スキル向けの設定は何もしていません。40:24 の映像を見る
    list --limit 1 が Alpha を出力する理由はソートも制限切り出しも frontmatter の日付に支配され、ファイル名は無関係であると DeepSeek Harness が説明した回答画面
    新セッションでも同じ結論。スキルはプロジェクトと一緒に旅をします。40:48 の映像を見る
  6. 6

    自分で入れていないスキル:ファクトリー標準とプラグイン同梱

    何もしなくても付いてくるスキルが 2 種類あります。ファクトリーデフォルト——ファイルの読み書き方法、harness ツールの使い方、Cordis プラグイン開発ガイド——は毎セッションの最後に読み込まれます。さらにプラグインは使い方のスキルを同梱できる仕組みです。プラグインが読み込まれると、そのスキル説明も一緒に注入され、エージェントが操作方法を把握します。どちらも trajectory で確認でき、スキルカタログに自分が入れたものと並んで表示されます。

    DeepSeek Harness のクリエーターモード trajectory。available_skills のコンテキスト提醒に cordis-plugin-development が列挙され、構築中に skill ツール呼び出しで読み込まれている
    同梱スキルも同じ顔を見せます。コンテキストに列挙され、skill 呼び出しで読み込まれる。9:28 の映像を見る
  7. 7

    アドバイスでは足りないときはプラグインへ

    スキルはアドバイスに過ぎません。エージェントに従わせる強制力はありません。コースは 4 行のまとめでレッスンを締めくくります。スキル = 名前で読み込む SKILL.md の指示。ツール = 実際に実行されるコード。/plan のようなコマンド = モデルターンを使わないショートカット。プラグイン = 強制(フックでツール実行前の拒否が可能)。その代償が、リポジトリ外への配置と再起動が必要なことです。1 ステップの漏れが事故につながるなら、スキルをプラグインに昇格させましょう。判断の目安は「プラグイン vs スキル」ガイドで詳しく解説しています。

    4 つの dsh 概念を echo ワンライナーで対比するターミナル。スキルは SKILL.md の指示、ツールは skill/read/bash 呼び出し、コマンド(/plan など)はモデルターン不要、その横にプラグインの拒否フック
    アドバイス、実行、ショートカット、強制。実際に効く一番軽い手段を選びましょう。32:54 の映像を見る

スキルルーティング:Harness がスキルを選ぶとき

ここまでにインストールしてきたのは、あなたが選んだスキルです。最新のクラスタはこの流れを逆にします。ルーターがタスクを読み、どのスキル——どの推論モード——を読み込むかを自分で決めます。供給は新しく、しかも大きい。2026-09-27 の実測で、ルーティング クラスタの筆頭リポジトリは7,000 スターに迫っています。しかし前提の問いは、やはりこのページの7ステップです。ハーネスが読める場所にファイルを置くのは、誰かがしなければなりません。

yjh051108/dsh-routing-suite(★6,997)

クラスタの筆頭:インジェクターとタスク認識ルーターの組み合わせで、仕事に応じて spec / react / weak の3つの行動バンドを行き来します。初期の router-standard リポジトリ(★354)はスイートに統合済みなので、インストールは単一リポジトリから。古いチュートリアルを写す前に README を確認せよ、の生きた見本です。

foryourhealth111-pixel/Vibe-Skills(★3,468)

AI エージェント向けのインテリジェントなスキルルーティングとワークフロー オーケストレーションです。売りは数値で測れます。README によれば、スキル密集型のワークロードで報酬が21ポイント向上し、トークンは約3割削減。routing-suite が推論モードをルーティングするのに対し、Vibe-Skills はどのスキルが担当するかをルーティングします。

ルーティングはインストールではない

ルーターはどの能力が出場するかを決めますが、存在しないスキルを読み込むことはできません。流れはやはりこのページを通ります。フォルダを作り、SKILL.md を置き、セッションカタログに現れるのを見届ける。「どれを入れるか」の答えはベストスキルガイドにあり、ルーティングされる価値があるのはそこに並ぶものです。モデル切り替えとの境界線も引いておきます。スキルルーティングは「何を読み込むか」、思考レベル(モデル切り替えガイドを見てください)は「どれだけ深く考えるか」です。

DeepSeek Harness スキル FAQ

最初の SKILL.md を置く前にありがちな質問。

DeepSeek Harness のスキルはどのフォルダにインストールされますか?

プロジェクトのスキルはワークスペース内の .dsh/skills/<名前>/SKILL.md に置きます。Codex 方式の .agents/skills/<名前>/ フォルダも認識されます。すべてのプロジェクトで使いたい場合は、ユーザーレベルの .dsh ディレクトリ以下のスキルフォルダへ。同名スキルの衝突は優先度ランクで解決され、プロジェクトレベルが互換フォルダより優先されます。

スキル追加後に DeepSeek Harness の再起動は必要ですか?

不要です。収録されたチュートリアルでは、実行中セッションのプロジェクトにスキルファイルを置くと、次のプロンプトで即座に有効になりました。送信時にスキルカタログが再注入されます。再起動が必要なのはプラグインの方です。プラグインはプロファイルに組み込まれ、次回起動時に読み込まれます。

スキルが実際に有効か確認する方法は?

手軽な順に 3 つのチェックがあります。コンポーザーでスラッシュを入力し、カタログにスキルが表示されるか確認。説明に一致するプロンプトを送り、skill-catalog のコンテキスト注入を観察。Trajectory を開き、自分のスキル名で skill ツール呼び出しが発生したか確認。trajectory には解決されたベースディレクトリも表示されるため、パスの打ち間違いも一目でわかります。

Claude Code や Codex のスキルを流用できますか?

多くの場合、できます。Claude Code 用に保持しているグローバルスキルは自動的に取り込まれ、.agents/skills フォルダ内のプロジェクトスキルは互換フォーマットとして読み込まれます。レイアウトが異なる場合は、エージェントへの一言や変換したコピーが必要なことも。スキルはただの Markdown なので、修正は簡単です。

スキルのマーケットプレイスはありますか?自作できますか?

スキルに公式マーケットプレイスはありません。それが軽さのゆえんです。入手先は 3 つ。GitHub 上のスキルリポジトリや awesome リストからフォルダを取得する、harness 自身に下書きさせる、既存の Codex/Claude Code スキルを移行する。自作する場合は description をトリガーとして書き(MUST USE when the user asks for X)、カタログのマッチングに合わせましょう。

スキルとプラグインの違いを一言でいうと?

スキルはアドバイス、プラグインは強制です。スキルは Markdown ファイルで、エージェントは通常従いますが強制はされません。プラグインはプロファイルにインストールされる Cordis パッケージで、フックがツール実行前に拒否でき、ツールの追加や承認ポリシーの変更も可能です。ただし再起動が必要です。迷ったら自問してください。そのステップを 1 つ飛ばしたら事故になるか?なるならプラグインです。

公式のスキルは最初から入っていますか?

はい。dsh には skill-filesystem などの内蔵スキルが同梱されており、何もインストールしなくても一部の機能は動作します。自分の .dsh/skills エントリはそれらと並列に扱われ、このページの手順はどちらでも使えます。スキルの正体は SKILL.md を含むフォルダで、置き場所を問いません。クライアントのスキルマネージャーで、お使いのビルドにどの内蔵スキルがあるか確認できます。

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出典とクレジット

スクリーンショットは 2 本の公開チュートリアルから取得しました。60 分の詳細コースのレッスン 17(ローカルプロジェクトスキルの作成と使用)と、15 分の入門ツアーです。すべての画像は元動画の該当シーンに直接リンクしています。

DSH Plugins は DeepSeek Harness プラグインの独立したコミュニティ ディレクトリです。DeepSeek との提携・公認はありません。サードパーティ製プラグインはセキュリティ監査を受けていません。インストール前にソースコードをご確認ください。

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