DeepSeek Harness (dsh) 使い方入門:5 分で動かすクイックスタート
DeepSeek Harness(dsh)の最短の使い方。npm install -g @deepseek-ai/dsh でインストール、web プロファイルで起動、API キーを貼って 4 つのモードから 1 つ選べば完了です。
最終更新: 2026-08-18
インストール:2 コマンド
DeepSeek Harness(dsh)に必要なのは Node.js だけです。最短ルートはこれです。
npm install -g @deepseek-ai/dsh
dsh --profile web
1 行目で CLI をグローバルにインストールし、2 行目で web プロファイル でハーネスを起動してブラウザに Web UI を開きます。
グローバルインストールは避けたい? ワンショット相当の方法もあります。
npx @deepseek-ai/dsh web
途中で何か壊れたら github.com/deepseek-ai/deepseek-harness を確認してください。README と issues はそこにあり、対応 Node.js バージョンの正確な情報源は README です。
API キー、あるいは不要な場合
Web ページ上で DeepSeek の API キーを貼れば、それで使えます。マシンの環境変数にすでにキーがある場合は dsh が自動で拾うので、この手順はまるごと不要です。
ハーネスが体で、モデルが脳です。別のモデルを使いたければ OpenAI 互換エンドポイントなら何でも使えます。UI の設定で変更してください(DeepSeek Harness とは? 参照)。
最初のタスクの前に
先に決めておくとよいことが 1 つあります。エージェントに作業させたいフォルダで dsh を起動すること。 デフォルトのサンドボックスはそのワークスペースにしか触れさせないので、起動ディレクトリはそのまま安全境界になります。
最初のタスク
Web UI はチャット画面で開きます。キー操作ではなく、欲しい結果を説明してください。手順はエージェントが自分で計画します。最初のタスクの例:
- 「このリポジトリの TODO を要約して、完了までの計画を提案して」
- 「このプロジェクトの失敗しているテストを直して、実行して確認して」
- 「このコードベースの構造を短いドキュメントとして説明して」
動きを観察してみてください。エージェントは確認の質問をしたり、計画を提案して承認を待ったり、その後ツール呼び出しを始めたりします。セッションログはモデルが見るものすべてを記録するので、後からセッションを再開したり分岐したりできます。
リスクのある操作(ワークスペース外への書き込み、ネットワーク呼び出し、見慣れないコマンドの実行)が来たら、ハーネスは実行前に確認します。バグではなく、承認システムが仕事をしている状態です。
モードの選び方
UI 上部のモードセレクターはセッションの Agent Preset を選ぶものです。初回は Standard のままで問題ありません。4 つのモードは以下の通りです。
| モード | 内容 | 使いどき |
|---|---|---|
| Standard | 完全なプログラミングアシスタント。タスクを理解し、コードを編集し、コマンドを実行して結果を確認 | 日常のコーディングと調査 |
| PTC | Standard の全機能に加えて programmatic tool calling:多数のステップを 1 つの自動化フローにまとめる小さな TypeScript プログラムをモデルが書く | 機械的ステップの多いタスク |
| Minimal | 永続ターミナルと基本的なテキスト置換ツールのみ | 単純な編集、ベンチマーク、ループの学習 |
| Creation | Standard の全機能に加えてランタイム検査、メモリ上でのプラグイン試行、創作タスク用プリセットの構築 | 自分のプリセットを設計するとき ―― シェルアクセスと同じ感覚で扱うこと |
セッションは内容が入った時点でプリセットがロックされるので、モードを変えるなら入力を始める前に。
最初のセッションの後
- セッションは再開できます。 タブを閉じても、イベントログから再開・分岐・検索・リプレイが可能です。
- プラグインの「インストール」は設定編集です。 パッケージマネージャーのコマンドではありません。各プラグインの README にインストール行が書かれています。最初の 1 個を入れる前に プラグインの安全なインストール方法 を読んでください。
- プロファイル・パッチ・プリセット が、ハーネスをあなた仕様に組み立てる仕組みです。設定ガイド で積層順序を解説しています。パッチレイヤーこそ、dsh が他のエージェントと本質的に分かれる場所です。サブエージェント、条件付きルール、権限、UI 交換 ―― すべて設定です。
動かないとき
- Node.js のバージョン ―― 初回起動失敗の最大原因です。公式 README の対応バージョンを確認してください。
- モデルが応答しない ―― UI 設定で API キーを確認し、マシンからプロバイダーのエンドポイントへ到達できるかも確認してください。
- コマンドが拒否される ―― サンドボックスか承認ポリシーの仕事です。意図的にサンドボックスを広げるか(セーフティガイド 参照)、ワークスペース内で作業してください。
次に読む
- DeepSeek Harness とは? ―― いま動かしたものの背後にある概念
- dsh プラグインとは? ―― インストールすると実際に何が得られるか
- プロファイル・パッチ・プリセット ―― ハーネスを自分のものにする
- プラグインを探す ―― 「すべてがプラグイン」の意味を実感するいちばん速い方法
